学習障害の子どもの進路について

学習障害の子どもの進路について

学習障害を持つ子どもの多くは、義務教育の間は地元の学校の普通級か特別支援学級で学習します。
では、中学校卒業後の進路にはどのような選択肢があるのでしょうか。

 

(1)特別支援学校高等部
普通高校の受験が難しい場合は、特別支援学校高等部を受験する方法もあります。
病院や福祉機関ともつながりが深いので、今後の治療や進路にも有利です。
ただし、近年は入学希望者が多いため、普通校よりも競争率が高くなっている特別支援学校もあります。
年に数回は学校公開などで授業を公開していますので、まずは子どもと見学に行ってみることをお勧めします。

 

(2)普通高校職業科
手に職をつけておきたいという場合は、普通高校の職業科に進むのも一つの方法です。
学習障害は障害者枠で就職できないので高卒資格が得られるのは有利ですが、治療や就職などについては独力でやらなければなりません。
問題なのは、障害の特性を理解し、支援してくれる学校があるかどうかということです。
自分で工夫をして学習を進めることができれば有利なので、義務教育期間中に学習方法を見つけ出せていることが理想です。

 

(3)通信制高校
通信制高校とは、レポートとスクーリングによって学ぶ高校のことで、修了すれば高校卒業の学歴を得ることができます。
入学試験がないので入るのは簡単ですが、自宅での通信学習がメインのため、読み書きに困難がある学習障害の人にはかなり厳しいのが現実です。
通信制高校に入学した上で、学習障害を支援しているサポート校を利用するという方法をお勧めします。

 

さまざまな進路がありますが、大切なのは子ども本人に選択させるということです。


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