学習障害に効果的な学習方法とは

学習障害に効果的な学習方法とは

学習障害を持つ子どもにさまざまなことを理解させるには、その方法に工夫が必要です。
学校や家庭で取り入れることができる工夫をいくつか紹介します。

 

(1)視覚的に分かりやすくする
掲示物に絵や写真を用いて、文字ではなく画像で情報を伝えるようにします。
絵や写真のカードを持ち歩くと、他者に情報を伝えたいときに便利です。
模型などの立体物は、奥行きがあるためにかえって混乱する場合があります。

 

(2)サイズを大きくする
細かくゴチャゴチャしたようなものを区別することが難しいので、ノートはマス目が大きく境界線がはっきりしたものを使うようにします。
ドリルなど市販のテキストを利用する場合は、拡大コピーをしましょう。

 

(3)道具を利用する
読み書きに困難がある場合は、パソコンの読み上げ機能を使ったり、ワープロで出力できるように練習しておくと、職業を持って自立する際に役立ちます。
また、計算に困難がある場合は、計算機の使い方に習熟しておくと、今では携帯電話やスマートフォンにも計算機がついているので、日常生活に便利です。

 

(4)集中時間を短く設定する
学習障害の子どもが集中できる時間は限られていますので、学習を15分で区切るようにすると、メリハリがついて集中が途切れません。
課題もスモールステップにし、より多く達成感を感じられるように工夫しましょう。

 

担任の教師や親が、対応や治療法について一人で問題を抱え込まないようにすることが大切です。
特別支援教育コーディネーターが中心となり、治療を担当する医師や心理職、福祉職などと連携し、多くの人が子どもの支援に関われるように配慮しましょう。


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