学習障害の検査と診断

学習障害の検査と診断

学習障害の疑いがある場合は、早めに専門機関に相談され、治療や療育を受けることをお勧めします。
2008年に導入された特別支援教育制度においては、学習障害などの発達障害児も対象となっており、診断がつけばその障害に適した方法で学習を受けることができるからです。

 

専門機関では、学習障害かどうかを判断するために、学校や家庭での行動について詳細に聞き取ります。
妊娠・出産の経過や生育歴、病歴など、障害に関わる部分については特に念入りに聞かれますので、母子手帳を持参すると良いでしょう。

 

次に、以下のような検査を行います。
・PRS
日本でただ一つのLD・ADHDを診断するためのスクリーニングテストです。
「言語性LD」「非言語性LD」のどちらに該当するかを調べることができ、個別指導計画の立案に大変役立ちます。

 

・K-ABC
子ども用の心理検査で、認知処理過程と習得度尺の2つの尺度を持つアセスメントバッテリーです。
年齢に応じた課題が出題され、子どもの知的水準を測ることができる。

 

・ITPA
受け取った情報を的確に言語化し、上手く他者に伝えられるかを調べることのできる、言語学習能力診断検査です。
コミュニケーション面での困難を探ることができます。

 

これらの聞き取りや検査の結果を総合して、学習障害かどうかを判定することになります。
根本的な治療法はないのが現状ですが、学習障害であることが分かれば、効果的な学習方法を取り入れることで、十分な知識を得ることができます。
家族だけで悩んでいないで、幼稚園・学校の特別支援教育コーディネーターの先生か、保健所に相談してみることをお勧めします。


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