学習障害とADHDとの違い

学習障害とADHDとの違い

学習障害(LD)は、学習をする上で何かしらの困難を抱えているという障害です。
「文字を読む気があるのに読めない」「文字を書こうとするけれど逆向きに書いてしまう」「簡単な足し算ができない」などの問題があって、適切な支援を受けることができないと、一部の知識を習得できないまま大人になってしまいます。
LDは、取り入れた情報を処理する機能のどこかに故障があるために起こると言われています。
正しいと思って書いている文字が誤っていたり、読みたい本が読めなかったりすることは、本人にとって辛く悲しいことでしょう。

 

一方、注意欠陥多動性障害(ADHD)は、同じ発達障害の分類に括られていますが、LDとは異なり、行動に困難のある障害です。
「物事に集中できない」「授業中に座り続けていることができずに立ち歩く」「突発的に走り出す」などの症状が見られ、交通等の危険もあって周囲は目を離すことができません。
知能的に問題がないにもかかわらず、このことが原因で学習に遅れてしまうという二次障害も起こり得ます。
一時期に話題となった"片づけられない症候群"などのように、攻撃的・破壊的な行動はなく注意欠陥のみがある場合は、多動を抜いて注意血管障害(ADD)と言われることもあります。

 

LDは学習面、ADHDは行動面の問題であるという違いがありますが、併発している場合も多くあり、医学的な治療法がないことや、社会での生きづらさを抱えている点は同じです。
根本的には治療できなくても、学習方法を工夫して知識を得たり、投薬などの治療により行動を落ち着かせたりすることはできるので、まずは専門機関への相談をお勧めします。


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